もくの木ブログ

2024.01.02

🌅 新年 明けましておめでとうございます。

2023.01.01

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治療院兎年賀状221219一郎

2022.10.03

♣️ 顔面神経麻痺について

顔面神経麻痺とは

顔面の表情筋(表情を作る筋肉)を支配する顔面神経が麻痺し、顔面の動きが悪くなる病気のことです。通常は片側だけが麻痺し、両側が麻痺することはまれです。

人間の複雑な表情は約20種類ある表情筋によって作られ、各筋肉が個別に動くように指令を送っているのが顔面神経です。この顔面神経経路のどこかが障害されると表情筋の動きが悪くなり、まぶたが閉じない、食べ物が口からこぼれ落ちるなどの症状が現れます。

顔面神経麻痺は中枢性と末梢性(ベル麻痺・ハント症候群)に分類されます。

原因

中枢性

中枢性の顔面神経麻痺は、脳梗塞や脳出血といった脳血管障害、生まれつきの病気であるメビウス症候群などによって起こります。頻度としては1%以下で、ほとんどが末梢性によるものとされています。

末梢性

①ベル麻痺

単純ヘルペスウイルス1型(口唇ヘルペスなど口の感染症の原因ウイルス)による感染症

その他のウイルス、例えば、コクサッキーウイルス、サイトメガロウイルスのほか、流行性耳下腺炎、風疹、単核球症、またはインフルエンザの原因ウイルスなども、ベル麻痺の原因になることがあります。感染症にかかると神経が腫れ、神経が通る頭蓋骨の細い通路の壁に押しつけられて圧迫を受けます。

②ハント症候群

水痘帯状疱疹ウィルス(水ぼうそうのウイルス)が原因です。水痘帯状疱疹ウィルスは小児期に初感染した後、顔面神経の膝神経節に潜伏感染します。

潜伏感染した水痘帯状疱疹ウィルスが免疫力低下により再活性化するとハント症候群が発症します。

顔面神経自体に障害を来すものを末梢性顔面神経麻痺といいますが、ハント症候群は末梢性顔面神経麻痺の約15%を占めます。

*ベル麻痺とハント症候群の違い

ベル麻痺は、片側の顔面神経麻痺だけで、それ以外の症状などがみられないものをいいます。

これに対して、ハント症候群とは、麻痺をおこしている側の耳に帯状疱疹ができたり難聴がおこったり、また、めまいを伴ったりするものをいいます。

③外傷性

交通事故や他の事故により頭蓋骨、顔面部を強打、骨折した際に起こる疾患です。

④その他

腫瘍、先天性、手術の後遺症、中枢性(脳神経)からの麻痺などがあります。

症状

中枢性

中枢性顔面神経麻痺は、大脳皮質から皮質延髄路、皮質網様体路など、顔面神経核に至るまでに原因がある場合に起こる顔面神経麻痺の総称です。

通常、顔面の下半分にある表情筋は、反対側の大脳皮質に支配されています。そのため顔の片側の下半分に麻痺が起こりますが比較的軽い傾向です。

末梢性

急に発症し,麻痺のピークが2日以内であることがほとんどです。発症1~2日前に,耳介部から乳様突起部にかけての痛みやしびれを感じることもあります。

・顔の表情筋麻痺。

・顔面片側の額のしわ寄せ不能。

・閉眼不能(目の渇き)。

・患側の鼻唇溝は消失し,口角は下垂します。

・口を動かす筋肉も影響するため食べ物、飲み物をこぼす。

・また聴覚過敏が生じたり味覚の異常が現れたりする場合もあります。

中枢性(脳の疾患)の顔面神経麻痺は額にしわ寄せ(左右両方)ができますが末梢性顔面神経麻痺はしわ寄せができなくなります。

耳介後部の疼痛,患側舌の味覚障害,涙液の分泌障害,聴覚過敏などを併発することがあり,こうした症状により顔面神経経路の障害部位を推察します。

治療

薬による早期の治療と鍼灸治療の併用が理想的

病院で顔面神経麻痺と診断されると治療は副腎皮質ステロイドや抗ウイルス剤の点滴、星状神経節ブロックなどを行います。それで改善しなければ血流改善剤や神経賦活剤などの薬が処方されます。

西洋医学の初期治療は有効ですが時間が経てば経つほど治りにくく後遺症が残りやすくなります。

西洋医学だけでなく、鍼灸治療を併用することで早期改善が期待できます。

西洋医学の初期治療は有効ですが時間が経てば経つほど治りにくく、後遺症が残りやすくなります。

西洋医学だけでなく、鍼灸治療を併用することで早期改善が期待できます。

麻痺を発症後、なるべく早め(3日以内)に医療機関を受診し、ステロイドや抗ウイルス剤、ビタミン剤などで回復を促し、同時に鍼灸治療を週に2回から3回行いますと非常に効果的です。

この疾患での鍼灸治療は首、肩、背中の緊張をとることは勿論のこと、お顔にも鍼(置鍼)をしつつ、お灸での治療も行っていきます。鍼灸治療で可能な限り体の疲れを取り除くことで血流が良くなり、薬の効果も最大限発揮されるのではないかと考えております。

2022.01.01

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治療院寅年賀状211231一郎

2021.01.05

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治療院丑年賀状2012131

2020.06.30

📖「もくの木」だより

今年の夏の「土用」は、土用入り:2020719日(日)土用明け:202086日(木)となります。

皆さま、新型コロナウイルス感染症において、まだまだ気を抜けない状況が続いておりますが、いかがお過ごしですか。
感染予防として、「目、鼻、口」からウイルスの侵入を防ぐことが重要な予防策として周知のことですが、「疲れないようにする」体力維持、自己免疫力を上げておくことも重要とされています。
さて、例年のことですが、今年も夏の「土用」が訪れる時期となりました。東洋医学では一般的に1年で最も体力、自己免疫力が落ちる時期とさせているのが、夏の「土用」です。
360日を春夏秋冬の四季に仕切ると一季が90日になります。その季節の終わり18日間を土用と言い、各季節は90日ー18日で72日となり、土用も4つ合わせると18日×4で72日となります。
夏の土用を「長夏」とも言い、最も暑くなり湿気も多く体力も消耗するので格別扱いされています。また東洋医学では、春は肝、夏は心、秋は肺、冬は腎、季節の変わり目は脾というように臓器にもその五行を当てはめます。そのため、春は肝に負担が掛かってイライラしやすく、夏は心を乱して落ち込みやすく、秋は肺を痛めて呼吸器系の症状が出やすく、冬はエネルギー源でもある腎が不調をきたしやすくてギックリ腰やめまいが出やすいと言われています。そして「 季節の変わり目 」は、脾臓を含めた胃や腸に負担が掛かり、消化吸収機能が落ちると言われています。
だから、その消化吸収機能が落ちるタイミングで、それを補う「 鰻 」を食べるという養生法が江戸時代から有名になっています。
例年とは違い、新型コロナ感染症への対応も含め、暑く湿気の多い長夏を乗り切るためにも、皆さん、今まで以上に自己免疫力向上のため養生されてください。
東洋医学(鍼灸・漢方)では「未病の治療」を重視し、自己免疫力を上げ、生体防御能を増すことを役割と考えています。

2020.01.03

🌅 新年 明けましておめでとうございます

スライド1

2019.12.11

🎵「音」だより

最近、治療院で流れている「音」、マリアン・マクバートランドさんのピアノ。院長の最近のお気に入りです。

マリアン・マクバートランドさんは1918年(英国生れ)、第2次世界大戦中はアメリカのジャズミュージシャンと共にヨーロッパ戦線の慰問に廻り、アメリカ人の夫と共にシカゴで音楽活動、スイング期からビ・バップ期、今日のジャズ、ジャズの歴史のほとんどをリアルタイムで活躍され、2013年(享年95歳)に亡くなられています。

マクバートランドさんの音は、ほのぼのするような、じっと耳を傾けたくなるような演奏です。安心して聞け素敵です。

ジャズ界の女流ピアニストの第一人者として、メアリー・ルー・ウィリアムス(黒人)とマリアン・マクバートランド(白人)が挙げられます。

マクバートランドさんは往年、演奏活動だけでなく、子供達に「ジャズの面白さ」を伝授する教室を全米で展開されたとのことです。

素敵です。

 

2019.07.28

📖「もくの木」だより

📖「厄払い」なぁに?
東洋医学の教科書ともいえる文献『黄帝内経(こうていだいけい)(AD200年〜200年に編成)』には、「女性は7の倍数」「男性は8の倍数」の年齢の時に節目を迎え、体に変化が訪れるという記述があります。前記の「陰陽五行説」の考えからですが、女性は19歳、33歳、37歳、男性は25歳、42歳、61歳、とされています。厄年、厄年前後の年齢では、体の変調に気をつけましょうと言うことです。

厄祓(やくばら)いを神社やお寺でやっているので、「厄年は宗教的なもの」と思いがちですけど、仏教の教えや神道の考えに、厄年っていう概念は無いようです。

厄年の方もそうでない方もご自愛されてくださいね。

📷「写」だより

鍼灸院入り口にある水鉢、ハスの花が咲きました。

金魚も元気よく泳いでいます。

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2019.07.10

📖「もくの木」だより

今年の夏の「土用」は、土用入り:2019年7月20日(土)土用明け:2019年8月7日(水)となります。

東洋医学では「陰陽五行説」という五つの要素で世界ができていると考えられてます。五行は木・火・土・金・水の5つでできてます。

季節を春( 木 )・夏( 火 )・秋( 金 )・冬( 水 )に当てはめ、残った「 土 」を季節の変わり目に当てはめました。

360日を春夏秋冬の四季に仕切ると一季が90日になります。その季節の終わり18日間を土用と言い、各季節は90日ー18日で72日となり、土用も4つ合わせると18日×4で72日となります。

中でも夏の土用を「長夏」とも言い、最も暑くなり湿気も多く体力も消耗するので格別扱いされています。

また東洋医学では、春は肝、夏は心、秋は肺、冬は腎、季節の変わり目は脾というように臓器にもその五行を当てはめます。

そのため、春は肝に負担が掛かってイライラしやすく、夏は心を乱して落ち込みやすく、秋は肺を痛めて呼吸器系の症状が出やすく、冬はエネルギー源でもある腎が不調をきたしやすくてギックリ腰やめまいが出やすいと言われています。

そして「 季節の変わり目 」は、脾臓を含めた胃や腸に負担が掛かり、消化吸収機能が落ちると言われています。

だからその消化吸収機能が落ちるタイミングで、それを補う「 鰻 」を食べるという養生法が江戸時代から有名になっています。

何にしろ、暑く湿気の多い長夏を乗り切るためにも、皆さん、養生されてください。

 

2019.04.17

大谷からこんにちは

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